帳簿の付け方や会計ソフトの選び方は?



(1)帳簿の記入方法
 私どもがお勧めしている帳簿の記入方法は次の二つです。(現在、作成されている帳簿がある方は、できる限りそちらを生かします)

① エクセル方式 現金出納帳と普通預金出納帳・振替仕訳を作成し、領収書はスクラップブックに貼って整理するやりかたです。エクセルフォームは私どもから無償で提供します。

② 日記帳方式 一冊のノートで現金出納帳や普通預金出納帳・振替仕訳が記入でき、しかも、領収書も貼れます。日記帳は私どもの事務所にて販売しております。
どちらの方法も未経験の方でもわかるように一からご説明しますのでご心配いりません。

(2) 財務(会計ソフト)の入力方法
 さらに、作成した帳簿をもとに月々の試算表(貸借対照表や損益計算書)を作るために会計ソフトへの入力が必要になります。こちらも2つに分かれます。

① 自計化方式 
お客様に帳簿の作成だけでなく会計ソフトを導入していただき、お客様に毎月の試算表まで作成していただく方法です。会計ソフトとしてTKCシステムをお勧めしています。毎月レンタル料が発生しますが、このソフトは経営者の方たちのいろいろなニーズに対応でき、かつ、レベルが高く操作が簡単です。

TKCソフトには会社の規模に応じて次のような種類があります。

★ 目安は、業種や営業形態によって異なるものゝ概ね次のようになります。
    (年間売上高1~2億円位まで)   (10億円位まで)      (5~6億円以上)


未経験の方にも分かり易く操作等のご説明を行います。この場合、私どもの担当者が毎月入力内容をチェックし、間違いがあれば正しい科目や仕訳などに訂正していただきます。

② 入力代行方式
お客様が作成した帳簿をもとに私どもで入力し試算表を作成する方法です。この場合、①のときよりも私どもの負担が増えますので入力代行料がかゝります。詳細については「税理士報酬」のページをご覧下さい。

いずれの場合も、月次処理が済んだら当期利益や予測税額、損益分岐点売上高(黒字と赤字の境目となる売上高)などを記入した「報告書」を作成して経営成績や財政状態をご説明します。




東京駅から27分、新宿駅から21分